2007年に公開された映画「象の背中」が3日夜TBSテレビ系で放映され、検索ワードランキングにも登場したが、アニメ版の「象の背中」がユーチューブ(YouTube)で公開されている。
映画版「象の背中」は、産経新聞に連載されていた秋元康の小説が原作。末期の肺がんを宣告され自らの死期を知ったサラリーマンが、残された一日一日を大切に生きることを決意し、これまで自分を関わりのあった人たちに会いに行く。その姿を、愛する妻と二人の子供に見守られながら人生の最期を迎えるというストーリーである。井坂聡監督、役所広司・今井美樹の主演で2007年10月に公開され、中高年層を中心に観客動員数を伸ばし、興行収入5億7000万円を記録した。
映画版の公開とほぼ同時期に、「象の背中」というタイトルのアニメも製作されている。こちらは二部構成で、象のお父さんがかわいらしい死神に死期を告げらるところからストーリーが始まる。素朴なタッチのアニメーションと、全体に流れるやさしいBGMが、物語を一層引き立たせている。2007年10月の動画公開からすでに120万回再生されており、「ありがちな内容だけれども、泣いてしまった」「感動した」「温かい気持ちになれた」というコメントや、「小学生のときに亡くなったお父さんのことを思い出した」と自分の家族や大切な人の死を振り返るコメントが数多く見られる。まさ、アニメもさることながら、BGMとして流れている曲(JULEPSの「旅立つ日 完全版」)に対して「いい曲だ」「感動した」というコメントも多い。
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