浄土真宗本願寺派 宗会7年ぶり解散 ネット事業めぐり紛糾
浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市下京区)の不二川公勝総長は29日、宗派の議会にあたる宗会(定数78)を解散した。同派のインターネット事業をめぐって宗会が不二川総長の責任を追及。事業にかかわる議案がいったん否決されたが、表決集計に誤りがあったと不二川総長が指摘し、「正常に運営されていない」として強行策に踏み切った。解散は平成13年以来7年ぶりで、戦後6回目。50日以内に宗会議員選挙が行われる。
21日に始まった定期宗会では、新たな門徒獲得を目指して同派の首都圏センターが運営するインターネットのポータルサイト事業をめぐり、計画や運用面の事務手続きに不明確な点があるなどとして、宗会で紛糾。不二川総長の責任を問う声が強まり、28日深夜には同事業にかかわる特別会計の決算議案が否決された。
しかし、これについて不二川総長は散会直後、集計に「明白な錯誤があった」と指摘。国でいう閣僚にあたる総局員らの数が含まれておらず、この数が含まれると実質は賛成多数で可決されていたはずだと議長に申し入れた。
その上で、不二川総長は「伝統ある宗会が正常に運営されているとは到底言いがたい」として、宗会を解散。記者会見では「宗門の新たな始まりを期し、議会人として襟を正す上からも、宗門世論に判断をお任せしたい。この経緯を宗門に伝える何らかの措置は講じたい」と話した。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000611-san-soci
