ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を使い、国内未公開のハリウッド映画「ウォンテッド」をインターネット上で公開したとして、京都府警は18日、仙台市青葉区本町1、無職、平田一志容疑者(33)を著作権法違反(公衆送信権侵害)容疑で逮捕した。府警によると、公開前の映画をネット上に流出させた容疑による逮捕は国内で初めて。
調べでは平田容疑者は今年7月上旬ごろ、他のファイル交換ソフトから入手した「ウォンテッド」の映像をウィニーネットワーク上で公開して、著作権を侵害した疑い。映画は6月26日に米国で初公開。日本では今月20日から公開予定だった。
平田容疑者は「海外のサイトから映画の映像と台本を入手し、翻訳ソフトを使って日本語字幕を入れて流していた」と供述。「(映像に字幕をつけてネット上に流す)字幕職人の存在を知り、自分もやってみたくなった」と容疑を認めているという。ウィニー上には、平田容疑者がアップしたとみられる映画が26本あり、府警は余罪を追及する。
映画作品の著作権侵害被害は深刻で、日本国際映画著作権協会などによると、05年に国内の映画産業全体が受けた損失は推定195億8000万円。今年は8月までに、ハリウッド映画64作品がネット上に流出しているのが新たに確認されたという。【細谷拓海、珍田礼一郎】
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000055-mai-soci
