テレビのカラー放送が始まってちょうど50年、いよいよ「立体映像」を楽しむ時代がやって来る。今年は電機メーカーが家庭向けの3次元(3D)対応テレビを相次いで投入する「3D元年」とされ、春以降、新製品がお目見えする見通しだ。ただ、すべての番組やソフトが立体で楽しめるわけではなく、視聴するには専用のメガネが要るなど、注意点も少なくない。3Dの何が“新次元”なのか、整理してみた。(森川潤)
3Dテレビの最大の特徴は、メガネをかけて視聴した際、映像が画面を超えて飛び出したり、逆に画面の向こう側に行けそうな奥行きが表現されることだ。かつて、アニメなどで流行した「飛び出す映像」というよりも、「画面の中にいるような臨場感」(大手メーカー)を体感できる。
3Dの映像自体は数年前から、米国映画を中心に人気に火がつき、日本でも今年、映画「アバター」が記録的なヒットとなった。米国では、今後すべての映画を3D化する制作会社も登場している。
この映画でのブームを追い風に、電機メーカー各社は3Dテレビを投入する。今春にパナソニックが対応プラズマテレビを発売するのを皮切りに、ソニー、東芝、韓国サムスン電子などが参入する見込みだ。
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