米アップルは27日、電子書籍の閲覧に本格対応した新しい多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」を3月下旬から米国など全世界で発売すると発表した。インターネット経由で楽曲を取り込む携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」の世界的なヒットで音楽文化さえも変えたアップルが、米ネット通販最大手アマゾン・ドット・コムやソニーが開拓し成長が期待される電子書籍市場に殴りこみをかけた形で、市場争奪戦の行方が注目される。【和田憲二】
「電子書籍市場を開拓した功績は認めるが、我々はアマゾンの上を行く」。アップルのジョブズ最高経営責任者(CEO)は27日のサンフランシスコでの会見で、「アイパッド」を手にこう強調。電子書籍の普及が進む米市場で端末シェア6割を握り、先行するアマゾンの「キンドル」との競争に自信をみなぎらせた。
アップルは、世界で1億人以上が利用する音楽・ゲーム配信の電子店舗「iTunes(アイチューンズ)」内に新たに電子書店「iBookstore(アイブックストア)」を開設し、アイパッド向けに電子書籍や新聞記事を配信する。すでに米メディア大手ニューズ・コーポレーション傘下の出版社など英米仏の5社と書籍配信で合意したと発表。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100128-00000121-mai-bus_all
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