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ブロードバンド“闘争”東京めたりっく通信物語 27. NTT局舎

【連載】ブロードバンド“闘争”東京めたりっく通信物語 27. NTT局舎という聖域の開放

交渉の最初から最後まで、双方が譲り合わず郵政省も明確な態度を示さなかった争点に回線使用料金問題がある。

電話線を重畳利用するADSL通信が生じたとしても、はたしてNTTに従来の電話基本料金(月額1,600円位)以上の負担が発生するのか、多分発生しないだろうというのが我々の判断であった。

従って、回線使用量はゼロ円、これがTMCの主張であった。しかしNTTは断固としてこれは譲らなかった。いくらで使わせるか、それはNTTの専権事項であり、接続交渉の対象課題ではないと言い切った。また、その徴収はNTTがやるという。

料金問題は、NTTの政治的面子がかかっていたようだ。法的解釈は苦手だったが、ゼロ円の主張を引っ込めない限り、ADSL事業が成り立たない程のADSL潰しの法外な料金は吹っかけられないだろうとこちらも一歩も譲らなかった。

また、交渉相手の相互接続推進室が自立的に決められる争点でもない。

結局、1999年末の商用試験サービス直前に、我々は月800円という暫定料金を提示された。NTT経営陣トップまで上がって、降りてきた政治的数字であった。月5,000円台の定額料金を想定していたTMCがのめる金額ではない。

金額問題についてばかりは、郵政省はずっと沈黙を守ったが、その理由は不明である。1日も早い実験開始という実を取り、料金徴収権はTMCにあるという妥協を経て我々は引き下がった。

引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080927-00000000-jct-sci


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